手足が何となく動きにくい

  明らかな脱力(麻痺)がなくても、手足の動きが不器用になったと感じられる事があるかも知れません。 小脳症状による失調症(協調運動障害やバランスをうまく保てない)、パ−キンソン病等による筋固縮(筋肉の緊張が高まる)や振戦(ふるえ)、多発性末梢神経炎(糖尿病等)による感覚低下、多発性脳梗塞(構音障害・手不器用症候群)等関与している場合があります。 又手足のむくみ(心疾患・腎障害・甲状腺機能低下症)や関節の障害(リュウマチ等)でも手足が動きにくい感じの症状は出るかもしれませんが、この場合は内科、整形外科領域となります。