海南特産家庭用品協同組合

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棕櫚との出会い

棕櫚とは?

シュロ(棕梠)【学名:Trachycarpus fortunei】はヤシ科の植物で、雌雄異株の常緑高木です。幹は直立しており約10メートルにも達します。葉の大きさ約70〜80センチで、形は丸く扇状に30〜50に分裂しており、葉質は硬く強く、ほとんどが上半分の位置で折れ曲がって下方に垂れ下がっています。 長い柄の基部は大きな葉鞘(ようしょう)となります。葉鞘の基部で幹にまきついている繊維は縄やほうきなどに利用されます。

棕櫚との出会い

ヤシ科の常緑樹である棕櫚は南九州が原産地ですが、現在では和歌山県を筆頭に、広く東北地方にまで栽培されています。その南国風の趣から観賞用としても愛好されますが、利用価値の高い樹木として古くからさまざまな道具に加工されてもきました。耐水性、耐腐食性に優れ、伸縮性に富む棕梠皮の粗繊維は縄や風呂場の敷物、ホウキやタワシなど、広い用途に利用されています。

新葉は草履や下駄の表や鼻緒、敷物に、材の外側は水温に耐えることから花壇の柱や屋根、竹垣の笠木、欄干などに用いられてきました。

こうした棕梠との出会いこそ、今日の家庭日用雑貨の産地・海南市を決定づける最大の要因となったのは疑いのない事実といえるでしょう。

棕櫚にはじまる 和雑貨の伝統

棕梠は古来より農山村で栽培されていましたが、もっぱら各家で縄や綱、下駄緒、履物の表などに細々と利用されているにすぎませんでした。それが製品化され、「棕梠産業」として形をなしてきたのは明治以降のこととされています。とりわけ日清、日露両大戦で軍需目的に縄や綱の需要が増大したことが大きな弾みとなりました。以後、農家の副業的位置付けであった棕櫚加工品が、多くの専業者を抱える棕梠産業として確立されていったのです。

明治後半に、棕梠を原料とする家庭用品業界は最初の転機を迎えることになります。国内での原料不足により、原料を国外、とりわけ東南アジア産のヤシの実の繊維(パーム)に依存することになったのです。これ以降、家庭用品はパームを原料とする「パーム加工業」へと移行していくのです。

終戦後、家庭用品は2度目の、そして最大の転換期に直面することになります。複雑な加工にも耐えうる新素材、化学繊維が登場したのです。これにより、多種多様な製品開発が可能になりました。さらに高度成長期の最中、日本人の生活様式が大きく様変わりしてきたことで、家庭用品産業も大きく変貌していきます。

消費者の購買欲が高まったこと、核家族化が進んだこと、人々の生活様式が洋風化してきたことなどで、さまざまな形態と素材の製品が求められるようになりました。これは旧来の家庭用品のありようの全面的な見直しを強いられると同時に、これまでにない飛躍的な発展を遂げる契機にもなったのです。海南市の家庭用品業界では、いち早くこうした時代変化の分析に着手し、数多くの新製品を開発してきました。

洗剤を使わずに汚れを落とす環境指向のクリーナーや、力を入れずに開閉できる洗濯ピンチなど高齢化社会に対応した、より使いやすい機能の追求を行っています。また、介護用品や健康・美容関連商品といった従来の業界の概念にとらわれない新たな分野にも取り組んでいます。

棕櫚 鬼毛箒の魅力

棕櫚 鬼毛箒の魅力を映像で見ることができます。

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棕櫚たわしの魅力

棕梠たわしの作り方を映像で見ることができます。

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